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大石早矢香《招き猫 -easygoing-》

¥240,000(税別)

大石早矢香《招き猫 -easygoing-》

販売価格
¥240,000(税別)

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SOLD OUT

紙箱付き

Size

24.0×13.0×14.0cm

Year

2022

Material

半磁土

私にとって装飾は、言葉よりも雄弁な感情表現です。
心に渦巻くエネルギーを即興で装飾に変えることで
自らの混沌とした言いようのない感情を形にしています。
私の装飾に人体や動植物、無機物の形が混在しているのは
私が全てを平等で同類だと考えているからです。
日本には神と動植物をない交ぜにした神話があり
仏教には「一切衆生悉有仏性」という言葉があります。
この万物に共感する思想が、私の装飾に無自覚にあらわれ
私も歴史の担い手であることを教えています。
先史より人々は、世界・国・個人の
ありさまを装飾で表現し
自らの「生きた証」として世に残してきました。
私の「今を生きているという証」は
この即興で奏でられた多様な装飾に刻まれています。ー大石早矢香

For me, decoration is
a more eloquent expression of feelings than words.
By impromptu transforming the energy swirling
in my mind into decoration, I give form to
my own chaotic and indescribable feelings.
My decorations are a mixture of
human, animal, plant, and inorganic forms
because I consider all to be equal and the same.
In Japan, there is a myth that intertwine
gods, animals, and plants, and in Buddhism there is
the teaching“ Buddhist nature dwells in all beings.”
This idea of empathy for all things
unconsciously appears in my decoration
and teaches me that even I bear a history.
Since prehistoric times, people have expressed
the state of the world, nations,
and individuals through their decorations,
passing them on to future generations
as“ proof” that they existed.
My“ proof of living in the present” is recorded
in my impromptu and diverse decorations. ーSayaka OISHI

1980年京都府生まれ。
2004年京都市立芸術大学美術学部工芸科陶磁器専攻卒業。
2019年個展開催「Binary」(滋賀県立陶芸の森 陶芸館ギャラリー)。
2015年第32回長三賞常滑陶芸展 長三賞、
マイヤー×信楽大賞 日本陶芸の今-伝統と革新 銀賞受賞。
2020年岡本太郎現代芸術賞入選。茨城県陶芸美術館、
滋賀県立陶芸の森 陶芸館、山口県立萩美術館・浦上記念館、
ファエンツァ国際陶芸美術館(イタリア)に作品収蔵。