德田竜司《Peacock》

¥320,000(税別)

德田竜司《Peacock》

THE KNOT TOKYO Shinjuku 出品作品
※2枚目の画像は混ぜ合わせる前の画像です。商品ではありません。

[-混ぜる-]
あるものの中に別のものを加えて一つにする。また、数種のものを一緒にする。

「marble」は作家オリジナルの技法「Photo marbling」で描かれた、写真同士を混ぜて描いた作品です。一見すると絵画の様に見えるこの作品は、至る所に写真が残っており絵の具で描いた絵ではないことが分かります。作品は全てデジタル上で描かれており、絵の具は使用せず、複数の写真を混ぜ合わせる事で新たな世界を作り上げています。混ぜ合わせたそれぞれの写真は大きく歪み、または分裂、さらに反転したり増えたりもします。いわゆる合成写真やコラージュ作品とは異なり、それぞれの写真一枚一枚が一つの絵の具の役割となって混ざり合いひとつの絵を形成しています。またカメラで撮影出来るものは全て絵の材料として使用出来るので色調表現の可能性は無限に広がります。絵画作品なのか、写真作品なのか、世界で唯一の作品を実際にご覧になってお確かめ下さい。この作品を通して物が持つ色や形の魅力、そしてそれが混ざり合う事で表現される彩の美しさを伝えられたらと思います。

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販売価格
¥320,000(税別)

数量

在庫 : 在庫有り

鳥の中でもとりわけ色彩が鮮やかでまた求愛行動の時の姿は見る者を圧倒する孔雀を描いてみようと思ったのが始まりです。南国の鳥は色が鮮やかな種類が多くこれだけで作品に使えると考え、地味なものも含め全て鳥だけを使い再現しました。

Size

80.0×44.0cm

Year

2022

Material

⽊製パネル、写真用紙(コットンラグペーパー)

カメラマンの仕事と並行して、写真作家としてデジタル写真の
特徴を生かした面白い作品を作ることをモットーに、日々制作に
励んでいる。過去に制作してきた作品はどれも作風やテーマが
全く異なる作品だが共通して言えることがある。
それは「ただ見ているだけでは
見えてこない世界」を写真で
表現していることである。
『空間の合成』『次元や時間』『物の色彩や形』など、
普段は感知しないが確かにそこにある概念を表現している。
そうした感覚を作品を通して人々に伝えることができたら
幸せである。 ー德田竜司

In addition to my work as a photographer, I am also
a photo artist, and my motto is to create interesting works that
make the most of the characteristics of digital photography.
The works I have produced in the past have all been
completely different in style and theme, but they all have
one thing in common. I use photography to express
“a world that cannot be seen simply by looking at it.”
I express concepts such as“ spatial synthesis,”
“ dimension and time,” and“ color and shape of objects,”
which are not usually perceived but are certainly there.
I would be happy if I could convey these sensations
to people through my work.  ーRyuji TOKUDA

1986年宮城県生まれ。
2010年横浜国立大学理工学部卒業。
2012年東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。
2016年「つくりもの」(アメリカ橋ギャラリー / 東京)、
2018年「mirror ball」(アメリカ橋ギャラリー / 東京)、
2019年「great growth」(アメリカ橋ギャラリー / 東京)、
2022年「marble」(アメリカ橋ギャラリー / 東京)など個展多数。
2021年「Serendipity in Shibuya」(渋谷Sacs / 東京)、
2022年「Fuse」(9s Gallery by TRiCERA / 東京)、
「Independent Tokyo」
などグループ展やアートフェアに多数参加。