Size | 53.0×53.0cm |
---|---|
Year | 2023 |
Material | ジェッソパネル、アクリル絵の具 |
私は過去から一貫して、私独自の
コンセプトであるWonky Tunes
(グラグラで不安定な旋律)に基づいて
制作に取り組んできました。私の作品の
中では、歪んだキャラクターの一部が
旋律を奏でるように曲線を描きながら
全体の中に統合され、新たなものが
再構築されます。それは一見
不規則なようでありながら、
よく観察すると規則正しく美しい
自然の法則を、キャラクターを用いて
表現しているのです。放射線状に広がる
キャラクターは、鑑賞者の見る角度や
距離によって、さまざまに表情を
変えます。つまり、そのときどきで
多方面の解釈や捉え方ができるのです。ー上田真央香
In the past, I have consistently
based my work on my own concept
o“f Wonky Tunes”
(wobbly, unstable melodies).
In my work, parts of the distorted
character are integrated into
the whole, curving like a melody,
and something new is reconstructed.
I use characters to express
the laws of nature, which at first
glance seem irregular, but upon closer
observation are regular and beautiful.
The characters, which spread
out in a radial pattern, change
their expressions in various ways
depending on the viewer’s angle
and distance. The work can be
interpreted and viewed in
a variety of ways from time to time. ーMaoka UEDA
1996年兵庫県生まれ。2015年ロンドン芸術大学
セントラル・セントマーティンズ カレッジ修了。
ロンドン大学チェルシーカレッジオブアーツ中退。
2022年個展開催「Wonky Tunes」(Gallery Crane / 東京)。
2022年「Mago Gallery Award」、「Geisai #21」、
「100人10」(東京ミッドタウン)、
「Shibuya Style vol.16」(西武渋谷店 / 東京)、
「What Cafe Exhibition vol.23」、「One Art Taipei」、
2023年「Chroma Distance」(ポーラ ミュージアム アネックス /
東京)などグループ展やアートフェアに多数参加。