size | 45.5×33.3×2.0 |
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year | 2023 |
material | ミクストメディア |
歌舞伎町、ゴールデン街、玉川上水など、私たちが今いる『新宿』は、特徴的な街並みが 共在する東京の中心的な都市の一つとして知られています。
忙しなく建ち並ぶ建物に設置されたド派手な広告は、消費社会の拡大を顕著に表しています。製品の機能的・技術的差異は段々と意味をなさなくなり、広告の持つイメージ的・記号 的差異が資本のメカニズムとして使われています。また、インターネット環境の開発によって 生まれた、Instagram などのソーシャルメディアや Google Maps といったアプリは、写真 や動画を通して都市の外観を示し、新たなインフラとして都市にフィードバックを与え続けていることは想像に難くありません。本作では、『新宿』の風景を通じて、表面上の見え方だけでは不十分になった現代都市の あり方を概観しております。
1993年神奈川県生まれ。
2018年多摩美術大学美術学部绘画学科油画専攻卒業。
2022年東京藝術大学大学院美術学部芸術学科美術教育研究室修了。
2023年「-The Ways of Seeing the Space of Nothingness-」(新宿高島屋 / 東京)など個展多数。
2022年「東京藝術大学 卒業・修了作品展」(東京藝術大学大学美術館)、2022年「Spiral Xmas Market 2022 -A bright
tomorrow, a sparkling future-」(スパイラル / 東京)などグループ展に多数参加。
2022年東京藝術大学 卒業・修了作品展早曉賞受賞。