村上有輝
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1989年大阪府生まれ。2012年金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科油画専攻卒業。2014年金沢美術工芸大学院絵画専攻油画コース修了。2022年 「KOGEI Art Fair Kanazawa」 (石川)、 2023年 「金沢工芸さんぽ3」 (阪急うめだ本店/大阪)、 「金沢卯辰山工芸工房研修者作品展」(金沢21世紀美術館/石川)、 「神戸アートマルシェ 第8回公募展 「Artist meets Art Fair』」 (神戸メリケンパークオリエンタルホテル/兵庫)、「アートフェア東京」(東京国際フォーラム)などグループ展やアートフェアに多数参加。2022年石川県立音楽堂 「いしかわ・金沢風と緑の楽都音楽祭」 ビジュアルイメージを手掛ける。
Statement
大学院までの油画の経験をバックグラウンドに、伝統的な染色技法である友禅染めをベースに制作しています。 身近な自然風景からモチーフに、その動きや現象を観察し相似や重力の影響といったこの世界の法則を意識しながら描いています。 目に映るかたちを追うだけでなくなぜそのかたちになっているのかを考え、その結果と印象をすり合わせながら画面を構成しています。絹の透明感や友禅による繊細な防染、伏糊による半防染といった素材や技法の特性を活用しながら制作しています。