植田爽介

※植田爽介のその他の作品は最下部をご覧ください

1994年香川県生まれ。2016年多摩美術大学美術学部
絵画学科版画専攻卒業。2017年ブラティスラヴァ美術大学
に交換留学。2019年東京藝術大学大学院美術研究科
絵画専攻修了。2021年令和3年度文化庁新進芸術家
海外研修制度によりサンタフェ(ニューメキシコ)に滞在。
2018年「Diving into the Perceptual Sea」(BUoY / 東京)、
2019年「(whereabouts of the) ANIMA」(Taku Sometani Gallery /
東京)、2021年「Experiment Ⅳ」(DiEGO表参道 / 東京)
など個展多数。2022年「The point of truth,
beauty and knowledge」(Künstlerhaus Dortmund / ドイツ)
などグループ展やアートフェアに多数参加。

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Statement

鑑賞者を巨視的な視点に誘うジオラマのような小さな仮想都市の
立体・平面作品から、逆に鑑賞者をミクロ化したかのように
体感させる空間全体を使った展示方法まで、
鑑賞者の縮尺感覚を揺さぶる作品・空間づくりを得意とする。
作品制作の過程と実践においては、
自身の原風景である瀬戸内の海景がそうであるように、
人と自然が並列に共生する関係性について再考し、
それを版画技法や複製技術におけるインダストリアルな側面や、
マテリアルごとに生じる視覚的な差異などを糸口として
ビジュアル化することを試みている。      ー植田爽介

I am good at creating works and spaces that shake the viewer’s
sense of scale, such as works of virtual cities like dioramas that invite
the viewer to take a macroscopic perspective, and exhibition methods
that use the entire space to make the viewers feel as if they have been
microscopically reduced. In my work, I reconsider the relationship
between people and nature in parallel and symbiosis, as
in the seascapes of my hometown in the Seto Inland Sea. Then
attempt to visualize this relationship by using the industrial aspects of
printmaking and reproduction techniques, and the visual differences
that arise from different materials, as clues. ーSosuke UETA

Profile

◆略歴
1994年香川県生まれ
2016年多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻卒業
2017年ブラティスラヴァ美術大学に交換留学
2019年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
2021年令和3年度文化庁新進芸術家海外研修制度によりサンタフェ(ニューメキシコ)に滞在

◆個展
2018年 Diving into the Perceptual Sea(BUoY / 東京)
2019年 (whereabouts of the) ANIMA(Taku Sometani Gallery / 東京)
2019年 Assembling textures into new specimen(東京藝術大学 美術学部絵画棟)
2021年 Experiment Ⅳ(DiEGO表参道 / 東京)

◆グループ展
2016年 Multiply: それぞれの地点より燐光する視点(Gallery Fleur / 京都)
2016年 Sezon Art Gallery 美大生展 in 2016(Sezon Art Gallery / 東京)
2016年 第39回東京五美術大学連合卒業・修了制作展(国立新美術館 / 東京)
2017年 Zimný Prieskum(ブラティスラヴァ美術大学 / スロバキア)
2017年 Walking the string(みんなのギャラリー / 東京)
2017年 Shotai(SO Fine Art Editions / アイルランド)
2017年 ZURETA / International Contemporary Printed Art(東京藝術大学大学美術館、上海大学美術学院 / 中国、Medium Gallery / スロバキア、Neon Gallery / ポーランド)
2017年 歓喜への孤独な衝動 / W.B.イェイツ版画展(東京藝術大学大学美術館)
2018年 Sequence 10(高松市美術館 / 香川)
2018年 Shibuya Style vol.12(西武渋谷店 / 東京)
2018年 世界の砂を露で洗う The Dust of the World, Washed by Droplets of Dew(香川)
2019年 Find Your ART for Christmas(Marueido Japan / 東京)
2019年 Graphica Creativa 2019 – “HEREAFTER”(Jyväskylä Art Museum / フィンランド)
2019年 The 5th Bangkok Triennale International Print and Drawing Exhibition(Bangkok Art and Cultural Center / タイ)
2019年 Kuma Exhibition(スパイラル / 東京)
2019年 HELLO my name is _______(EUKARYOTE / 東京)
2020年 MITSUKOSHI × 東京藝術大学 夏の芸術祭 -次代を担う若手作家作品展-(日本橋三越本店 / 東京)
2021年 ブレイク前夜 in 仙台(Gallery A8T / 宮城)
2021年 ここで、まってる(BUoY / 東京)
2022年 困らせる糸鋸(クマ財団ギャラリー / 東京)
2022年 未踏領域の拡大 we land, turn, float…over?(EUKARYOTE / 東京)
2022年 The point of truth, beauty and knowledge(Künstlerhaus Dortmund / ドイツ)

◆アートフェア
2018年 Shanghai Art Fair(中国)
2019年 Hotel Art Fair Bangkok(タイ)
2019年 Art Expo Malaysia

◆受賞
2014年 TURNER AWARD 優秀賞
2016年 多摩美術大学 卒業制作展・大学院修了制作展 優秀作品
2017年 ERASMUS+スカラシップ受領
2017年 2016年度三菱商事アート・ゲート・プログラム奨学生
2018年 The 5th Bangkok Triennale International Print and Drawing Exhibition ファイナリスト
2018年 Art Work With Merck 2018 スカラシップ受領
2018年 クマ財団第2期生

◆COLLECTION
多摩美術大学、東京藝術大学版画研究室、ブラティスラヴァ美術大学、シラパコーン大学、石川製紙株式会社、みなかみ町役場新治支所、南島原市アートビレッジ・シラキノに作品収蔵
2015年 ネフェルティティ東京に作品《The interval of the thought》収蔵

◆Artist in Residence
東京藝術大学 × シカゴ美術館附属美術大学 シカゴ・ユニットレジデンス
南島原市アートビレッジ・シラキノ(AIR)事業 Zimný Prieskum

掲載号『ONBEAT vol.18』

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