水元かよこ
※水元かよこのその他の作品は最下部をご覧ください
1971年石川県生まれ。加賀友禅工房で彩色、
九谷焼の窯元で絵付けを学んだ後、2010年独立。
2022年「鏡の世界」(日本橋三越本店 / 東京)、
「Strange Dream」(Touch Ceramics / 香港)など個展多数。
2015年「北陸発 工芸未来派」(銀座・和光 / 東京)、2019年
「密なる世界-北陸 気鋭の四作家たち」(銀座・和光 / 東京)、
2021年「工芸的美しさの行方 素材・表現・装飾」
(日本橋三越本店 / 東京)、2022年「Art Central」(香港)、
「Affordable Art Fair Hong Kong」、「Collect」(ロンドン)
などグループ展やアートフェアに多数参加。
Statement
私にとっての美しさとは、生々しい叫びや不器用な衝動、グロテスクな
ものの奥に光り輝く小さな純粋性。そうした過剰な装飾や表現は、
時としてバランスを保つための癒やしになるのではないかと思う。
私の陶芸作品は器に見立てた「身体」だ。夜になるとこっそり
動き出し瞬きするような、日常と非日常、夢と現実を行き来するような
雰囲気をたたえた作品を作りたい。そして、鑑賞者にはその気配を
感じ取って物語を紡いでいただいたり、私の考えの及ばない
鑑賞の仕方をして楽しんでいただけたらと願う。 ー水元かよこ
For me, beauty is a raw cry, a clumsy impulse, a small purity that
shines behind the grotesque. I believe that such excessive
decoration and expression can sometimes be a healing force to
maintain balance. My ceramic works are“ bodies” that look like
vessels. I want to create works that have an atmosphere that
moves between the everyday and the extraordinary,
between dreams and reality, as if they secretly move and blink
at night. I hope that viewers will be able to sense the presence of
the body and weave their own stories, or enjoy the work in ways
that are beyond my imagination. ーKayoko MIZUMOTO
Profile
◆略歴
1971年石川県生まれ
1989~1996年加賀友禅工房に弟子入り
2001~2010年九谷焼の窯元で絵付けを学ぶ
2010年独立
2018年石川県立九谷焼技術研修所実習科修了
◆個展
2013年 色と空のワンダーランド(ルンパルンパ / 石川)
2015年 飴と鞭(ルンパルンパ / 石川)
2016年 水元かよこ展(ギャラリー数寄 / 愛知)
2017年 ARAMI魂(日本橋三越本店 / 東京)
2019年 JAM(日本橋三越本店 / 東京)
2020年 いまここわたし(画廊文錦堂 / 岐阜)
2021年 BAD BUNNY(縁煌 / 石川)
2022年 Strange Dream(Touch Ceramics / 香港)
2022年 鏡の世界(日本橋三越本店 / 東京)
◆グループ展
2012年 工芸未来派サテライト「その悩ましき混沌」(Gallery Rempah-Rempah / 石川)
2013年 第2回金沢・世界トリエンナーレサテライト「壺中天…否 坩壷展」(Gallery Rempah-Rempah / 石川)
2013年 かなざわ燈涼会「源法院の秘宝展」(源法院 / 石川)
2014年 Zauberbox(玉手箱)(MICHEKO GALERIE / ミュンヘン)
2014年 かなざわ燈涼会「横野健一 × 水元かよこ二人展」(SAKE BAR 數 / 石川)
2014年 ”Fusuma” -Spase / Time experience(MICHEKO GALERIE / ドイツ)
2015年 Rempah-Rempah Art Collection(東京国際フォーラム)
2015年 一軸一碗展(日本橋三越本店 / 東京)
2015年 ぐいのみ展(日本橋三越本店 / 東京)
2015年 ぐいのみ展(ギャラリー数寄 / 東京)
2015年 16周年企画展 花器展(ギャラリー数寄 / 東京)
2015年 KUTANI Nouveau ~新たな九谷色絵の世界~(浅蔵五十吉美術館 / 石川)
2015年 進行形・女子陶芸(茨城県陶芸美術館)
2015年 PHYSICAL POP ART ~伝統と感性の融合~(伊勢丹新宿店 / 東京)
2015年 現代作家茶碗特集(日本橋三越本店 / 東京)
2015年 北陸発工芸未来派(銀座和光 / 東京)
2016年 現代陶芸・案内(茨城県陶芸美術館)
2019年 密なる世界(銀座和光 / 東京)
2019年 New Kutani(MICHEKO GALERIE / ドイツ)
2020年 一軸一碗 近代から未来へ(日本橋三越本店 / 東京)
2020年 TIMELESSNESS(THE CLUB / 東京)
2020年 北陸のうつわ展(伊丹市立工芸センター / 兵庫)
2021年 The Assemblage of Clours,The Assemblage of Paintings(TOUCH Ceramics / 香港)
2021年 工芸的美しさの行方 素材・表現・装飾(MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY / 東京)
2022年 ”Smash Hits 01″ from ONBEAT(YUGEN Gallery / 東京)
◆アートフェア
2013~2015年 THE ART FAIR+PLUS ULTRA(スパイラル / 東京)
2014年、2015年 Kobe Art Marche(Kobe Merikenpark Oriental Hotel / 兵庫)
2015年 COLLECT 2015 Crafts Council(saatchi gallery / ロンドン)
2016年 アートフェア東京
2017年 Art Stage Singapore
2019年 アートフェア東京
2022年 Collect 2022(イギリス)
2022年 Affordable Art Fair(香港)
2022年 Art Central(香港)
2022年 KOGEI Art Fair Kanazawa(石川)
◆受賞
CCTP2019 I ♥MANGA 手塚治虫生誕90周年記念展(MDP GALLERY / 東京)
◆装丁
京極夏彦著「ヒトでなし 金剛界の章」(新潮文庫)
秋元雄史著「工芸未来派 アート化する新しい工芸」(六耀社)
◆COLLECTION
ハイアットセントリック金沢(石川)
茨城県陶芸美術館(茨城)