坂本藍子

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1977年東京都生まれ。2003年多摩美術大学美術研究科日本修士課程修了。2011〜2013年多摩美術大学日本科非常勤講師。2013〜2014年多摩美術大学造形表現学部生涯学習講座日本画講師。2009年「白い幻燈」(佐藤美術館/東京)、2019年日本橋高島屋(東京)、2019年「高輪会」(グランドプリンスホテル高輪 / 東京) など個展多数。 グループ展に多数参加。2001、2003年日展入選、2007、2009年日春展入選任受賞多数。

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Statement

“優しさ、誠実さ、愛おしさ” 美しいと思う言葉のひとつひとつを、それぞれの生き物や人物の表情を通して表現してみたいと思いました。 人物、動物、木漏れ日の風景や水の揺らぎ、今までさまざまなモチーフ描いてきましたが、そのテーマの根源はずっと「光」であったと思います。 水や大気、生命の根源をイメージする青い色と光を乱反射して輝く黒い鉱石の絵具を基調に作品を描いています。 蝶と人物の作品では青い蝶の輝くブルーで女性の心の中の内なる光と精神の解放を、魚や動物の作品では、黒い鉱石の絵具の中から浮かび上がる美しい形や純粋な眼差しやを通して、生命が存在するということの奇跡を描きたいと思いました。