淵上直斗
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1995年兵庫県生まれ。2018年理工学部物理学科卒業。2021年富士通株式会社を退職し､アーティストとして活動開始。2023年 「Unobserved」(Gallery Bricolage/兵庫) にて個展開催。 2022年 「アートフェア東京」(東京国際フォーラム)「100人10」 (東京ミッドタウン)、「D-art, Art」 (大丸神戸店 / 兵庫、大丸京都店､松坂屋名古屋店 / 愛知) 、 2023年 「HANKYU ART Fair」 (阪急うめだ本店/大阪)、「いい芽ふくら芽 in Tokyo」 (大丸東京店)、「Art in Tokyo YNK」 (東京スクエアガーデン)などグループ展やアートフェアに多数参加。2023年 「いい芽ふくら芽 in Tokyo」入選、Tomohiko Yoshino Gallery賞受賞。ネスレ日本株式会社 東京コマーシャルオフィスにてアートコーディネート、島村楽器にてエフェクターブランド「idea sound product」 とのコラボエフェクター販売。
Statement
量子力学における存在や実在、物質世界の構造をテーマに、半導体を用いた作品を制作している。 自分のバックグラウンドである物理学の観点から「存在とは何か」という普遍的な問いを作品を通して提示し、鑑賞者の世界の見え方に影響を与えたい。半導体は量子力学によって発展し、現代の情報化社会の象徴的なプロダクトである。テクノロジーや利便性が優先される時代にこそ、美術の役割を考える機会として半導体作品の意味を見出したい。