size | 20.0×27.0×18.0cm |
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year | 2023 |
material | 銅、真鍮、金、ステンレス |
私は「鍛金(たんきん)」という、金属の板を叩き変形させて造形する技法によって造形制作をしています。 私は「鍛金の制作過程」と「出来上がった造形物の空洞な内部」に対して、「生と死」という相反する二つの性質を感じ、同様の感覚を想起させるモチーフ(兎・落ちている植物)をかたちづくることによって、「生命とは何か」というテーマを探っています。 本作品は兎から椿の花が咲き、そこから椿が落ちていきそうな状況を造形することで、生と死の両方を表現した作品です。
1995年東京都生まれ。2018年多摩美術大学美術学部工芸学科金属プログラム卒業。2020年東京藝術大学美術研究科工芸専攻修士課程修了。2022~2023年東京藝術大学美術研究科工芸専攻研究生修了。2020年 「花遊びのエラー」(galerieH/東京)、2022年 「排出のエラーたち」(旧平櫛田中邸アトリエ/東京) など個展多数。2020年 「The Woman Power 〜女子力展~」(石川画廊/東京)、2021年 「ファースト・パトロネージュ・プログラム 第4回 -特別 ver. 『再会のとき』 -」 (オンライン)、2022年「コモゴモ展 「Arts。 森」 一生命の息吹-」 (渋谷ヒカリエ / 東京)、 2023年 「藝大神話- Geishin」(藝大アートプラザ/東京) などグループ展に多数参加。