size | 200.0×55.0×3.0×3点 |
---|---|
year | 2019-2020 |
material | 木材にアクリル |
“この作品は旭川、東京、那覇、3都市の1920年から2019年の100年間、1日ごとの平均気温を気象庁のデータから調べ、色で表現した作品です。作品から離れてみると温暖化が進んでいる様子が少し見えてきます。下が過去、上が現在です。
透明の線が引いてある部分は、データがなかったところです。データがない部分の日にちを追ってみると、制作を始めた当初には想定していなかった歴史的な出来事までが見えてきて、制作をしている私自身、とても考えさせられるものがありました。
線がない部分はその日にちがないところで、閏年が4年に一度きれいに見えています。日常ではあまり意識しないことですが、俯瞰的に物事を見る視点の一例と見ることが出来ると思いました。”
1974年岩手県生まれ。
1999年岩手大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修修了。
2004年 「N.E.blood21 Vol.11」(リアス・アーク美術館/宮城)、 2016年 「至水平線」 (GalleryHIRAWATA / 神奈川)、 2023年 「Vestige」 (tagboat/ 東京) など個展多数。
2007年 「アート・記憶・場所」 (岩手県立美術館)、2014 ~ 2016年「Art Kaohsiung」(台湾)、2016年「星空下的回望」 (台湾)、2019年 「点と線の宇宙」 (藤沢市アートスペース/神奈川)、2022年 「市制90周年記念展 「わたしたちの絵時代の自画像』」 (平塚市美術館 / 神奈川) などグループ展やアートフェアに多数参加。
2001年キリンアートアワード奨励賞、 2014年第9回タグボートアワードグランプリ。