内田有

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2007年　東京藝術大学 美術学部 工芸学科 鋳金専攻 卒業
2007年　同大学 大学院 美術研究科 工芸専攻 ガラス造形研究室入学
2009年　University for the Creative Arts（イギリス）
BA (Hons) Three Dimensional Design -Glass　留学
2011年　東京藝術大学院 美術研究科 工芸専攻 ガラス造形研究室 修了
日本国内、アメリカ、ヨーロッパ、アジア圏も含め個展・企画展・アートフェアに参加多数。

Statement

私が最も大切にしているのは、現代社会に潜む矛盾をポップアートを通してユーモラスに描くことです。
代表作「cool it」シリーズではホッキョクグマを溶けかかったアイスキャンディーのキャラクターにし、市場に蔓延する可愛い商品デザインのイメージ＝大量消費社会と、温暖化の影響で失われつつある動物の関係を社会風刺として表現しています。
また、パンチングメタルを駆使した最新作では、金属素材と色彩が織りなす新たな点描画技法で創作。機械的なピッチで分割された大小の穴から覗く様々な色彩が目の中で混色を促し、色鮮やかな印象をもたらします。表向きの作品モティーフが明るければ明るいほど、内面性の暗さが際立つように感じていただければ幸いです。これからも新しい挑戦と可能性の追求を継続してまいります。